bonotakeの日記

ソフトウェア工学系研究者 → AIエンジニア → スクラムマスター・アジャイルコーチ

論理

『計算機科学から見たディープラーニング』英語版をアップロードしました

前回の記事でもお伝えした、n月刊ラムダノートに寄稿した記事をGoogle翻訳使ってざっくり翻訳して英語版のブログ記事としてアップロードしました。 bonotake.github.io ということで、僕の適当な英語を苦にしない方なら記事がタダで読めます。 日本語がいい…

記事『計算機科学から見たディープラーニング』とHagiya triple

本日(というかついさっき)刊行された雑誌『n月刊ラムダノート vol.1, No.2』に記事を寄稿しました。ということで宣伝エントリーです。 www.lambdanote.com この中で、『計算機科学から見たディープラーニング』という記事を書かせていただきました。 この…

ドメイン付きクリーネ代数をAlloyで

久々すぎて、はてなの書き方を忘れてしまいました。さて(脈絡なし): テスト付きクリーネ代数とその使い方 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 テスト付きクリーネ代数の圏論的な定式化 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 上記の記事を今更読んだのですが*1、そういや私…

Channel theory

先日の日記で触れたペギオさんの記事に出てきたBarwiseのインフォモルフィズムが何なのか調べてて、下記文献にたどり着いた。http://www.jaist.ac.jp/~ashimoji/Fuzzy.pdfチャネル理論?チャンネル理論?いずれにせよ、面白いじゃん。インフォモルフィズムっ…

ニセの手がかりを扱える論理体系

上のエントリを読み返していて、ふと「ニセの手がかり」なるものを真面目に扱える論理体系って何だろう、と気になって、考えてみた。ヒントは、ヒビルテにあった知識論理。以下引用すると、こんなの。 K(φ,ψ) := □(φ→ψ) → □φ → □ψ φ→ψ であることを知ってい…

ミステリに不完全性定理なんて不要です

どうも、「うみねこ」作者が後期クイーン問題なるものに言及し、物議を醸しているようです。曰く、 「後期クイーン問題」とは非常に簡単に説明すると、探偵(読者)の知り得てる情報が “全て”であるとの証明が自身には不可能である、というものです。 この問…

位相と論理 (日評数学選書) 打ち止め

正月休み中に読みきってしまいたかったけれど、この3日はあまりエンジンがかからず。明日からはテンパってる仕事モードに復帰するので、しばらくはお預け。残念。ストーンの表現定理とかフレームとか、これから楽しそうな話が待っているのに。でも今までの内…

位相と論理 (日評数学選書) お休み

今日は出勤日。家に帰ってからやろうと思ったけど、さすがに無理でした。でも、職場でトイレ行っている間に何気なく考えてたら、モヤモヤしたイメージがパーッと晴れたような気がって書くと宗教っぽくて嫌だけど。ブール代数のイデアル、フィルターってこん…

位相と論理 (日評数学選書) 第3章「構造とモデル」

風邪のため、昨日は一日休憩。2章は、前回のエントリーでid:yoriyukiさんがコメントくれたおかげでサクっと終了。とが同型であることさえ言えれば、いわゆるコンパクト性定理はのコンパクト性からそのまま、おまけでついてくる感じ。3章は他の章とは独立らし…

位相と論理 (日評数学選書) 第2章「命題論理とブール代数」

風邪引いちゃった…熱出て脳みそ働きません。しまった。前半の命題論理と、Lindenbaum代数の導入のところはさらっと。Lindenbaum代数がブール代数となるところから、命題論理の完全性定理を導くところまでは問題なし。最後の「2.6 Lindenbaum代数の構造とコン…

位相と論理 (日評数学選書) 第1章「順序と束」

新年明けて、やっと着手できた。1章の自分的メインは、ブール代数でのイデアル・フィルター。あとHeyting代数。やってて思ったが、このテキストは解説がものすごくあっさりしている。チラ見してる分にはコンパクトにまとめてあって良かったけど、ちゃんと真…

注:bonotakeは、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、 Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。