bonotakeの日記

ソフトウェア工学系研究者 → AIエンジニア → スクラムマスター・アジャイルコーチ

微分可能プログラミングの最近の動向

昨日の微分可能プログラミングに関する記事がやたらはてブつくしTwitterもいいねRTされるし、何でかわからずビビリ散らかしているんですが。

それはともかく、その記事も既に修正したんですが、公開後に David Dalrymple 氏と連絡が取れ、彼が色々教えてくれました。
微分可能プログラミングの起源の話については修正した記事を読んでもらうとして、彼は他にも色々教えてくれたので、2, 3ここに(自分の備忘録も兼ねて)残しておこうと思います。

まず、一番最近彼が見た、微分可能プログラミングに関する論文。

概要を斜め読みしただけですが、Plotkin先生の微分可能プログラミング言語を拡張して、いくつかの微分幾何的/圏論的な検討を加えたものみたいです。ヘビーそうだけど面白そう。

更に、最近 Oxford大学に微分可能プログラミングを研究しているグループがあるそうです。そこのスライド。

人の名前をたどるとEdinburgh大から来てる人もいて、なのでPlotkin先生の流れかもしれないです。

他にも、彼が今書いてる論文のドラフトをチラ見せしてくれたりしたんですけど、流石に公開はしません。でも面白そうな論文でした。

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