結構前に人に勧められていたのだけど、たまたま昨日手にとって読み始めたら止まらなくなり、結局一晩夜通しで読んでしまった。
びっくりしたのが、語られていることが僕がここ数年で獲得してきた価値観とあまりに似ていたと言うか、所々は普段自分が考えていることとまったく同じだった。 その上で、自分に欠けていた部分を補ってくれるようでもあって、自分の中でモヤモヤしていた部分を言語化してキレイに整理してくれた。 本の中では難解だとかなかなか理解できない概念だとか書かれていたけど、まぁ僕が現時点で完全理解してるわけでもないだろうけど、ただ、違和感というものは自分はほとんど感じなかった。
いま自分はアジャイルコーチという、人や組織と常に向かい合う仕事をしているのだけど、まさにそんな立場の人間にはとてもハマるのではないだろうか。 実際、その仕事の上で色々悩んでいたところもあったのだけど、読み終わった後そういった悩みはすっかり消えてしまっていた。
アドラー心理学、面白いかもしれん。