友人と某所で話してて、ビットコインの価格が「採掘の損益分岐点を下回ったらしい」という話になり。
それは興味深い、と思って軽く調べてみると、こんな記事が↓
この記事は先月のなので「半額になっても…」と書いてるんだけど、実はもうとっくに半額切ってる。
記事によると、中国での採掘損益分岐点は6925ドルだそうだが、
これが過去24時間の、bitfinexでのチャート。真ん中のオレンジのラインがおおよそ6925ドル。1日の半分は下回ってることになる。ヤバイ。
まぁ損益分岐点を下回ったらすぐビットコイン死亡、というわけではないだろうけど、この状況がずっと続けば、あるいは更に価格が下回るようになれば、現在のビットコイン価格を支えている中国資本の多くが撤退することになるだろうし、そうすると価格はさらに雪崩式に下がっていく可能性も。
そして、流通すら困難なレベルで採掘者が撤退してしまうと、それこそビットコイン完全死亡のお知らせ、かもしれない。
ただし、先の記事によると、
中国の正規の電力料金は最高でも、1キロワット・時間当たり0.13ドルだが、電力業界の供給能力過剰のため交渉によっては同0.03ドルの低料金すら可能だとル氏は書いている。この場合、損益分岐点は3869ドルになるという。 (強調は引用者)
とのことなので、もし損益分岐点が現在既に3869ドルあたりまで下がってるとなると、さすがにその価格を下回るのはもう少し先の話になりそう。
【追記】ちょうど今日付けの記事で、上の記事の元ネタになってるBNEFが、こんなことを言ってる。
【/追記おわり】