bonotakeの日記

ソフトウェア工学系研究者 → AIエンジニア → スクラムマスター・アジャイルコーチ

壁を突破したらどうとかこうとか。

月曜から疲れてぐったり感のある今日この頃です。天竺の生活は楽しいですが、疲れるものは疲れます。


でそんなさなか、異様に盛り上がってますが、今更釣られてみるテスト。

「少し疲れているから休みを取って体を休ませます」と言って仕事を休む人を見かけます。(略)それと同時に、少なくとも1週間安定して仕事に集中できる自分になれるように、日々自分を進化させていく、ということも忘れないで欲しいと思います。

「少し疲れているから休みを取」ろうとするのは、その彼(彼女?)が壁を5回越えようとして失敗したから、という可能性には思い至らないのかなぁ。
もし彼がそうだとしたら、「少なくとも1週間安定して仕事に集中できる自分になれるように」努めてもらうのは正しいと思いますが、「壁を5回越えてみろ」とアドバイスするのは、明らかに間違ってますよね。

jkondoさんはいろいろ綺麗ごとは書いてるけれど、結局そんな彼に対して「この程度で休むなんて。お前まだまだ働けるやろ?」とごり押ししている印象しか受けないのです。


1週間安定して仕事をするには、ギアシフトの上げ下げを上手にして、パフォーマンスを持続的にすることが重要であって、常にトップギアに入れ続ける事ではないはず。人によっては、トップギアに入れっぱなしでも天性のアクセルワークで走れちゃうF1ドライバーもいるんでしょうが、一般人が真似したら事故ります。

こういうエラい社長さんには、ギアの上げ方だけじゃなくて、下げ方も教えてほしいと思うんですが、そういう人にはなかなかお目にかかれません。


あと、個人的にどうかと思ったのはjkondoさんより、while(life)onoue++;さんのところで引用されてた、某社長さんのコメント。(ブログ主のONOUEさんごめんなさい)

自分の能力の80%の負荷で行動していたらどうなるだろう?

(ホワイトボードに能力と時間の軸を書いてグラフを作る)

5年後には32%になってしまいます。

つまり、前の自分よりも下がっていることになります。

逆に120%の負荷をかけていたらどうだろう。

5年後には248%になります。

人間の成長を、そんな菌の繁殖のようなモデルで解釈されても、困っちゃいません?

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