bonotakeの日記

ソフトウェア工学系研究者 → AIエンジニア → スクラムマスター・アジャイルコーチ

2017年を振り返って

はじめに(おことわり)

これは、僕がはてなブログに書く初の記事になります*1

元々これは、Facebookに友達限定で書いた記事を、一般公開向けに少し改訂したものです。なぜこんなことをしているかというと、FBに書いた記事、FBからスパム認定食らって削除されてしまったもので……なんで??!!(1/2追記:本日スパム認定は取り消されました。)

長文すぎたのか、とか、マネーフォワード推しすぎたのか、とか、色々想像は膨らむのですが、はっきりした理由はわからず。

で、今回はたまたま他所で下書きしてて、たまたまその下書きが残っていたので、折角なので……とこっちに転載することにあいなった訳です。

なお、僕は元々『たけをの日記@天竺から帰ってきたよ』なる「はてなダイアリー」を過去に書いていたのですが(今回はてなブログ開設にあたって記事をこちらにインポートしています)、ほとんどtwitterFacebookに軸足を移したため徐々に更新頻度は落ち、最後の記事から3年以上更新は止まっていました。

そういう意味で、今後も更新するかどうかはわかりませんので、どうかご承知おきを。

2017年を振り返って

さて、新年まであと数時間となったところで、ここに今年の振り返りをしておこうかと。 今年は大きく3つの出来事がありました。

1.転職したこと

何を置いてもまずはこれ。人生の大きな転換期になりました。

きっかけは、まぁ僕の前職をご存じの方は(ネット上に細かい経歴載ってますので、簡単にわかります)お分かりのとおり、勤めていた会社の経営不安にあったのですが。結果としては、会社飛び出して大正解だったな、と。今んとこ。

今から思えばここ何年か、何とも言えない停滞感に苛まれていたというか、色々がんじがらめの会社の中でどこか汲々としていて、自分に対する自信もかなりの部分失っていたように思います。

環境変えて、しかも大企業から急成長しているベンチャーに飛び込んで、新しい空気を吸えたことで、今まで失っていた色々を回復しました。

新しい会社も、もちろん問題はないとは言わないけど、今のところ、皆目標に向かって自律的でアクティブに動いてるし、アットホームな雰囲気もあるし、すごく気に入ってます。

ベンチャー特有の?「自分が頑張らないと潰れるかも……」というプレッシャーも適度なスパイスになってますw

2.ML×SEの活動がスタートしたこと

多少転職に絡まなくはないんですが、始まったのは転職前のことです。

前職でも、今まで培ってきたソフトウェア工学の知見を機械学習に活かせないか、といったモチベーションで潜航的に研究をしていたのですが、そこに来て、今年のSESでのパネルが非常に面白く、Facebookに感想エントリーを書いたのでした。

https://www.facebook.com/bonotake/posts/1504893489556668

そしたら、このエントリーがきっかけで、実際に「機械学習×ソフトウェア工学」を考えるコミュニティを作ることに。

そしていくつかの偶然が重なって、結果として、来年度に日本ソフトウェア科学会傘下で、新たに「機械学習工学研究会」(MLSE)を立ち上げようと今動いています。

長らく研究職に携わってましたが、まさか自分が研究会の立ち上げに回るとは思ってもおらず。

前はとにかく、自分が論文を書いてpublishすることが唯一の貢献の手段だと思っていたし、周囲からもそれが求められていたのですが、幸か不幸か、公的には研究職を離れたことでその呪縛からも逃れ、こういう、もっと違うアプローチで貢献するのもアリだな、と、一段俯瞰した視点で考えられるようになりました。

特にこの「機械学習のためのソフトウェア工学」という分野は、特に国内では誰も手を付けられていない研究分野だと思っていて、そういう意味で、国内での研究の萌芽を促していきたいです。自分が論文を書くことはなくても(機会があったら書きたいけど)、他の人が次々に研究をし、論文を書ける土壌を作れればいいな、と。

内向きの仲良しクラブ的な研究会も存在しますが、MLSEはそういう風潮には陥らず、多くの研究者やエンジニアに開かれた、オープンな活動をしていきたいな、と思っています。

3.マネーフォワードを使い始めたこと

moneyforward.com

話はガラッと変わってしまうのですがw 地味にこれが生活を変えました、っていうか非常に助かってます。

使い始めたきっかけは、前職で給料減らされてw 色々節約したくて、まずは家計簿つけるか、と考えたのが始まり。

しかしこれが、使い始めてみると非常に便利で。単なる家計簿という枠を越えて、ありとあらゆる手持ち資産を一括管理できるのです。これ使うまで、自分の手持ち総資産がいくらか、ということもまともに把握できてなかったし。各所に散らばった口座を全部まとめて、どこにいくらあるのかわかるし、どこでいつ何をいくら買ったのかとか、全部可視化できるようになりました。Fintech万歳。

そしてこれが地味に影響があったのが、やはり転職のときのドタバタで。前職では企業年金もあれば給与引き去りで財形貯蓄ができたりとかしたところ、そういう制度が一切ないベンチャーに移って、その手の資産運用を自分でやる必要性が出てきました。ほんの僅かですが、退職金も出たし。

今までだったら、そのへん全部とっ散らかって終わってたと思うんですが、マネーフォワードがあるお陰で1円単位で管理できるので、ズボラな自分でもすごくやりやすい。

まぁまだ「運用」なんて大げさなものはやってないし、今年は色々手続きしただけで終わってしまいましたが、来年からは自分でもなんとかなりそう。

そんなこんなで、何かとっ散らかってしまいましたが、今年の3大出来事でした。

*1:これより過去の記事は、僕が「はてなダイアリー」で書いていた記事をインポートしたものです。

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