色々一段楽したので、しばらく積んでたのを消化しました。
新キャラのヱリカさんいい味出してますね!
……ただ○○がそこに存在するだけで。
古戸ヱリカはこの程度の推理が可能です。
↑(・∀・)イイ!
でも一方で、ベアトがあんなのになっちゃったにのはやっぱ残念というか、どこか物足りなさが。次回からどうなるんでしょうかね。
あと、ノックス云々(特に”ドラノール・A・ノックス”の登場!)は笑わせていただきました。作者の怨念というかルサンチマンというか。「未知の薬物プルプルピコプヨ」…w
まぁ最後は「本格ミステリもいいよね」的な締め方してますけど。やっぱいろいろあったんだろうなぁ。
以下ネタバレ。固有名詞の一部は文字色変えてます。
ベルンが夏妃に
右代宮蔵臼は犯人ではない。そしてとっくに殺されてるわ。あんたに電話で声を聞かせた直後にね?
って赤で発言しちゃったんだけど、すると夏妃と蔵臼が電話で話したことが確定するので、携帯もコードレス子機もない状況なら夏妃と蔵臼が殺される直前に別の部屋にいたことが確定、そこらを突いてけば夏妃の蔵臼殺しが崩れるんじゃないかなぁとか思いつつ、なのでそこらを絡めて19人目の存在を突いていく展開になるのかな、と思ったらならなかったですね。19人目はともかく。
他もちょこちょこ気になったところはあったんだけど、忘れちゃいました。
ただ、魔女が赤で発言したことも駒が真実として扱うには証明が必要とか、探偵役のヱリカが赤の真実(例えば、金蔵が既に死んでいること)をメタ世界では知っているのに無視して矛盾する真実を構築しようとするとか、いまいちルールが複雑になってきたんで、ストーリー上の論理展開は(作者の意図とは恐らく逆に)ついていくのが大変になってきた感じ。てか、黄金の真実って何?
もう一つ、「????」で語られた話について敢えて書くのだけど…描写に語り手の主観を交えることと、意図的に虚偽の主観を描写することとは違うと思うのです。
もしまっとうなミステリであるならば、例え犯人の一人称で語られる文章があったとしても、そこで語られる主観は「語り手が実際に考えたこと」が真摯に語られるべき(これこそがノックス第9条本来の趣旨)で、読者に対しても意図的に嘘をついてやろうと考え、その嘘の部分のみを読者に提示するのはやっぱ違うんじゃないかな。そんなの許してたら、叙述トリックとか成立しないでしょ。普通のミステリならね。
「語り手が語っていないこと」にトリックがあっても良いけど、「語り手が語っていること」に(錯誤でない、意図的な)虚偽があるのは、本当はアウトだと思います。
まぁ、「うみねこ」でそんなこと言ってたら「魔女幻想」もくそもない*1し、その代わりの救済策として赤の真実とかが導入されたんだと思いますが。
ベアトは、俺(戦人)に解いて欲しいと願って、解けるようにこのゲームの謎を生み出した
という赤の真実は、明らかに「ベアト」を「作者」に、「戦人」を「読者」に置き換えたときの、本当の真実でしょうね。
つまり、作者はツンドラってことです。
*1:でも、魔女幻想はある意味「妄想」だからねぇ。「語り手の意図的な嘘」とは一線を画している気がする。語り手の妄想でした、って話は他の作者の作品にもまれに見かけるような気もするし。あんまり好きではないけれど…