二次会でちょっと話題になったので、昔の雑誌記事を引っ張り出して改めて眺めてみました。
ちなみにこれ。
郡司ペギオ-幸夫・桑村和孝・高橋達二 (2003)
局所的意味論と現象としての計算(8) 現象論的計算としての意識:その抽象モデル
数理科学 2003年6月号 No.480
郡司氏の連載というより、何人かのリレー連載だったみたいですね。
当時は圏論がわかってなくて理解できませんでしたが、圏論を多少は理解している今…読んだら読んだでやっぱりわかりませんでした。当時とは別の意味で。
つか、えっ、これいいの?数学的にデタラメな気がするんだけど。
なんか眠気飛んじゃったのですが、明日朝から用事なのでもう寝ます。自分が酔ってる上での勘違い…だといいなぁ。
ちなみに、この辺の議論を踏襲してると思しき彼の著書(原生計算と存在論的観測―生命と時間、そして原生)が近くの図書館にあった。自分用メモ。
[追記] 朝起きてテニスして、酔いが醒めました…が、やっぱり勘違いじゃなかったような。これ、数学的にはツッコミどころ満載ですよ。目も当てられないくらい。
あと、図書館で上述の本をぱらぱらと眺めてみましたが、これは『現代思想』の1994~96年の連載を単行本化したもののようで。なので論考も若干古いのかな。出典が出典だけに、あまり数式が前には出てきていませんが、基本的にはアプローチは同じなんですかね。
ただし、付録に圏論の教科書的説明が色々載っていて、そこに彼なりの解釈が一緒に書いてあるので、圏論がわかる人はこっちを読むほうが楽しいかもね。読んでないけど。
[追記2] 郡司氏関係で色々調べてたら、こんなのもありました。
現代思想2007年12月号 特集=量子力学の最前線 情報・脳・宇宙
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だそうで。