こちらでトラックバックもらったので、トラックバック返し。元ネタはこの本。
しかし…何と言うか、私はそこまで否定的な意味で書いたつもりはないのです。「ブログ世代は以前の世代よりものを考えずに書くようになった」というのは、まぁ「ワープロ世代は手書き世代より云々」という議論に似ていて…ある面で真実を含んではいるけど、単純に善し悪しの二元論にはあんまりフィードバックしたくないというか。
もう少し突っ込んだ話をすれば、ブログは一方向な情報発信ツールではなく(そういう使い方をしてる人もいますが)、むしろ「オープンな、ゆるいディスカッションの場」を提供するものと思っていたりいます。それも、あらかじめテーマ設定がなされるのではなく、意図する・しないに関わらず自然発生的に起こるディスカッション。
そういう意味で、ブログは他人とのコミュニケーションを利用した思考支援ツールと言えるでしょうし、だからこそ、1つ1つのエントリーは脳みそ垂れ流し状態にもなりもするのだと思います。とにかく提供する情報量を多くして、思考過程が明らかにするほどコミュニケーションが取りやすいですから。
そして、こうした「ブログを通してものを考える」方法に慣れ親しんだ人は、ブログ的感覚が通じない場所に放り込まれたときに辛いだろうな、と思うわけです。
…というのが元のエントリーで書いた何となくの意図だったのですが、まぁその実、何かの確信を持って書いたわけではないです(^^; 勢いで書きましたが、自分の中ではそれほどまとまった見解があるわけでもなく。