bonotakeの日記

ソフトウェア工学系研究者 → AIエンジニア → スクラムマスター・アジャイルコーチ

科学の作法

今日つぶやいたこと。

そうかもしれませんね。ただ、それをやることで、科学な人達への説得力はゼロになってしまいます。 RT @salmonsnare: たぶん、郡司先生は「そもそもこの文脈での「ルール違反」とは何か?」みたいな部分に興味を持っているんだろうと思う。



ペギオさんは、科学のルールやマナー、作法といったものをわざと蹂躙して遊んでいる感があります。ペギオ亀なんかは、オッカムの剃刀(あるいは、モーガン公準)違反ですね。

ペギオさんは「なんでこんな作法に従わないといけないの?」と敢えて反抗しているようにも見えるんですが、それは何も知らないまっとうな科学者には「作法がなってない人」「科学的センスのない人」という印象しか与えません。

所詮、作法は作法なので、敢えて作法を破った方が良い結果がでるのなら(追求すべき真理に近づくのなら)そんな科学者を黙らせることはできます。でも、ペギオ亀で敢えて作法に背いた結果、真理に近づいたようにはとても思えません。むしろ遠のいてる印象。

敢えて作法を破って、その結果もデタラメなものになってしまっては、そりゃ笑いものになっても仕方ないでしょう。

c.f. ペギオ亀 → http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/Tmp/kame.html


郡司ペギオ-幸夫さんに対する「科学の文脈で読むとデタラメ」というツッコミに対して、「ペギオさんは科学批判をしているのだから、それを科学として批評するのはナンセンス」だとか「敢えてルール違反してるんだ」とかいうような*1反応をちらほら見かけたのですが。

それでペギオさんの立場が正当化されると思ったらとんでもない話です。逆ですよ逆。
はっきり言っちゃえば研究者倫理としてどうなのって話になりますよ。それは。



別のとこにも書きましたけども、ペギオさんの言説ってのは、将棋を指してるはずなのに、突然指せないところに駒を動かして楽しんでいるような感じです。

将棋のルールが嫌だからって、オレオレルールでデタラメな将棋を指す人と、

「それ反則でしょ」って咎める人と、

どっちが無粋ですか?




[2/5追記] twitterにもかいたけど

このエントリーはペギオさんに向けて書いたものではないです。あと、ペギオさん自身の本当のところは違うのではないか、とも思っています。

そのココロは?みたいなところを書きかけたけど長くなりそうなので、別エントリーにしたいと思います。

*1:引用はせず、敢えて言い換えています。

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